最後は、父の傍にいて

漫画記事

みっぽん
みっぽん

最後に漫画記事を更新してからもう11か月?!

なかなかブログを更新できずにおりましたみっぽんぽんです。

ご報告が遅れましたが、昨年5月に父が永眠しました。
家族でのお別れの時、父が描いた絵を飾ったのですが……。
多くの方に見ていただけて感謝!

じじ
じじ

4.5万人も絵を見てくれたって?驚き……

父は多系統萎縮症という国の指定難病を患い、徐々に体の機能が衰えていき……病名が分かってから1年と少しで旅立ちました。

父は施設・病院・施設・病院と転々としながら病と闘っておりました。
コロナの影響で、ほとんど面会もできずにさぞ淋しかったことでしょう。

わたしも孫のことが可愛くて仕方のない父が、彼らと接することができずにいることが心苦しかったけれど……。

じじ
じじ

写真一枚見られるだけで頑張れる

そう言う父になるべく元気を届けようと、手紙・写真・ビデオ通話・施設の窓際からのメッセージ掲示……と孫の姿をできるだけ見せに通った日々でした。

コロナが収まれば、また孫を抱きしめる父の笑顔が見られる。
そう思っていましたが、思うようにはいかず。

父の体力が残り少ないことを医師から聞き、意を決して自宅に連れ帰りました。

一緒に過ごすことができたのはたったの1週間でしたが
その1週間はわたしにとってかけがえのないものとなりました。

父はほとんどの時間を寝て過ごしましたが、起きている時はずっと孫の姿を目で追い・見つめていました。

孫が外出している間は、子どもたちのビデオや音楽を流したり。
大好きだったビートルズやケニー・Gを流すと心地のよさそうな顔をしていたような……。

家での介護・看取りなんてとんでもなく大変!というイメージは覆されましたが
父の帰宅を決断するまでには多くの不安や葛藤がありました。

本当に最後まで支えることができるのか?
父はどんな終末期を望んでいるのか?

どんな最後で人生を締めくくりたいのか?

多系統萎縮症の影響で声帯をうまく動かせない父は声を発することができず
決断に当たっての意思疎通ができませんでした。

本を読んだり、家族に相談したりしましたがどうしていいかわからず。
最後は『わたしがどうしてあげたいか』で決めるしかないと思ったのを覚えています。

さんざん悩んでいる間に【父はもうすぐ亡くなるんだ】と言う事を徐々に理解していたのか
亡くなった瞬間も、その後も涙が出ることはありませんでした。

悲しい気持ちは一切なく。

父にとっていい時間であったことを願う

ただそれだけでした。

父は1週間で旅立ちましたが、わたしはもっと居てくれると思っていたので
大量のオムツやおしりふきなどの介護用品が手元に残り、それらを処分する際に
淋しいなあ……としみじみ感じました。

父が亡くなる前に死について、深く掘り下げる機会を得てとてもよかったなと思います。
どう生きるか、と同じぐらいどう死ぬかということは大切で。
またそれは、人それぞれの形があるからです。

できることならば、若いうちから考えてみませんか。
そして家族と共有しておくことをお勧めします。
父の件で悩んだ際に手にした本を紹介しておきます。

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これらの著作には遠く及ばないかもしれませんが、わたしも時間を作って
父の闘病や介護・終末期のことを漫画にしたいと思います。
もしどなたかの参考に慣れればうれしいです。

昨年2月に漫画で描いた父の強迫性障害のその後について……。

父の強迫性障害はよくなることはなく、施設選びなどで特に苦戦を強いられました。
入院中も声が出ないのに、たびたび電話をかけてきてあれこれ心配なことを伝えようとしていました。

物心ついた時には、父はもう強迫性障害を患っていたので
かれこれ30年以上は苦しんだまま亡くなりました。

だけれど、子を育てて孫を抱いて幸せなことも沢山あった。

もちろん、完治まで治療できることが望ましいけれど
付き合いながら生きていく人もいます。

わたしもまた、同じように。
症状に波はあれど、時に振り回されながら時に開き直りながら暮らしています。

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